今週のマガジン(2006年52号)……と、『夏のあらし!』第4話
新連載陣
ハンマーセッション面白いですね。
新連載のマグロ漫画も、マガジンらしい泥臭さ満点でいいですね……でも00年代のマガジンのパターンだと、こういう
ストーリーは熱いんだけど、題材自体がマイナー
な作品ってのは全2巻で美しく終わる可能性がメチャ高い*1ので、この漫画もそうなりそうな匂いがプンプンするあたりがなんとも(まぁ、それはそれでアリなんですが!)。
絵柄とかも結構好きなんですけどね。
ネギま
展開的にはツナギ的な回なので、来週まで判断を保留する方向で。
この時点では、「ネギが超を倒してもいい流れ」を充分に描ききれていない*2ので、読む側としてはストレスがかかるんですよね……。単行本でまとめて読む分にはいいと思うんですけど。
敵役としての超は名演してるんですが、ネギがそれに応える演技をできるかどうか、が超鈴音編のキモでしょう。ここで超を軽くひるませるぐらい*3じゃないと、今後の展開に繋がっていきませんしね。
あと最近は、作者がカモのキャラ立てを失敗してるような気がして、個人的には減点していたりします。こんな偉そうなことを断言できる立場のキャラじゃなかったような。一言で言うと「お前なんかに結論を言われてもなあ」みたいな。
あんまり喋らせすぎたり、作品の理念的な部分を託す*4ようなことをしてしまうとマズいと思いますよ、こういう脇役は。(仮に裏設定や何かがカモにあるとしても)一般読者からすれば「主人公の子分」程度にしか見られていない筈のキャラですからね、一応。