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小説『School Rumble〜恋、知りそめし頃に〜』ゲット

 著者はアニメ版のシリーズ構成であるときたひろこ小林尽は監修と挿絵で参加。


 文体は低年齢層を意識してるのか、かなり軽い感じです。
 これは、「単行本を揃えてないアニメ版の視聴者」に、文化祭編直前までのあらすじをおさらいしてもらう為のノベライズなんでしょうね。原作のエピソードをそのまま文字に起こした文章が大部分を占めているので、ストーリーの流れや伏線の再確認ができるという価値は高いものの、いわゆるアナザーストーリーを期待すると肩すかしをくらうと思います。


 それでも「著者の解釈」による追加エピソードや、心理描写のプラスアルファは結構おいしい感じだったので(特に八雲、高野、一条、伊織、烏丸あたりの章)、個人的には○。
 また、「おそらく第二期のクライマックスに据えられる予定であろう(?)*1」文化祭の結末をフライング気味に描いている「エピローグ」は、スクランのテーマをうまく拾い上げていて期待が持てます。あぁ、なるほどこういう感じにまとめるつもりなのかな、アニメ版は。


School Rumble〜恋、知りそめし頃に〜School Rumble〜恋、知りそめし頃に〜
ときたひろこ

講談社 2006-04

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最近の購入物

 読み終わってない本が多いのにどんどん本を買ってしまう悪循環が発動中です。積ん読はなるべくしない主義なんですが……。

4月17日追記

 購入。
 スクランの12巻、マガスペの連載時(School Rumble増刊号)とは話数を入れ替えて収録してる箇所がありますね。連載時は♭34だった回が♭33になってます。
 元々♭33だったエピソード(サラ・アディエマスと田中一也の話)は、13巻へ先送りの模様。

*1:だとすると一種のネタバレになるのかな