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 移行後のはてなブログ:izumino’s note

一目でわかる『School Rumble』の恋愛関係

 手慰みにスクラン論なんぞをデッチ上げてみました。↑のリンクからどうぞ。
 真剣に書いている赤松健論と違って、文章自体はおふざけ半分で書いてますが、構造分析としてはまぁそれなりに有用な記事になるんじゃないかと思います。とりあえず、相談相手になってくれた加納さんに感謝。


 なんでこんなもの書いたかというと、個人的に「〜派」とか言いながらスクランを読むっていうネット全般のスタンスがどうもしっくりこなくて、多分、「〜派」とか言う人達はギャルゲーの思考回路(フラグとか、好感度のパラメータとか)が根底にあるからなんでしょうけど、ぼくなんかはやっぱり、漫画として読んでますからね。そういう、ギャルゲー思考なスタンス以外の読み方を一度提示してみたかったと。
 ラブコメ漫画って、「好感度を上げたから落とせる」っていうもんじゃないと思うんですけどね。曲がりなりにもストーリーや構成ってもんがあるんですからね。
 あと、沢近と八雲はメインヒロインじゃないんだってことを忘れてる人も多そうだなあ、とか、色々思う所はあるのですが、まぁそこらへんは汲み取って読んでみてください。

  • 追記

 わざと挑発的な書き方をしたおかげもあってか、結構反応を頂けました。
 まぁ、ぼく自身はいつも念頭に置いてることなんですが、構造分析なんてのは、漫画という料理を飾る「皿」のようなもんでしかないんです。お皿が綺麗だと気分良く食べることができますけど、実際に料理の味を際立ててくれる調味料ってのは、衝動的な萌え語りとかそーいうのなんですよね。
 そういう意味じゃあ、「〜派」とか「フラグが立った」とか言ってる人達は、とりわけ漫画を良く楽しめてる人達だと思うんですよ。
 ただ、それだけじゃあ漫画って読めないでしょう。それを解ってる人も居るし、解ってない人も両方居ると思いますが。